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精神科の包括ケアの具体的な事例
日本にある精神科の包括ケアの事例を紹介します。医療従事者、福祉関係者、行政職員などに向けての少し専門的な内容になります。
01
包括的支援マネジメント 実践ガイド
厚労省が管轄した「多職種連携による包括的支援マネジメントに関する研究」を通じて、「包括的支援マネジメント実践ガイド」が作られました。これは多くのサービスを利用して幅広い包括ケアを実践するためのプロ向けの指南書になります。主に入院患者さん向けの包括ケアのマネジメントについて書かれていますが、通院中の患者さんにも有用です。
02
精神障害にも対応した地域包括ケアシステム
行政 主導で、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」と呼ぶ包括ケアを普及啓発しています。これは統合失調症の患者さん達が精神科病院に長期入院しているという社会問題にフォーカスしています。これは現在の所、統合失調症以外の精神障害や通院中の患者さんのニーズには対応しておらず、狭い範囲の包括ケアになります。
03
こころのサポーター
一般の人を対象に、メンタルヘルスの基礎知識や初期対応の研修を行っています。研修を受けると「こころのサポーター」として認定されます。社会に包括ケアを普及させるには、こうした専門家以外の方々の協力も大事です。
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