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FAQ
どうすれば?

精神疾患をお持ちの方が、包括ケアを受けるにはどうすれば良いか解説します。

  • 主治医になんと言えば良い?
    まず普段の生活や将来の計画について主治医に伝えて下さい。それを知らないと、あなたの生活や人生をどう支えて良いのか、主治医が分かりません。まずは伝えることです。また、自分で調べた医療や福祉制度、民間サービスなどがあれば、利用について主治医に相談してみましょう。
  • 病院やクリニック以外の相談場所は?
    包括ケアには福祉制度、福祉施設が含まれます。病院やクリニックに精神保健福祉士がいれば、精神保健福祉士が福祉について案内してくれます。精神保健福祉士がいない場合は、お住まいの地域の役所に相談してみましょう。
  • そもそも包括ケアとは?
    包括ケアとは、医療や福祉制度、サービスの組み合わせで、生活のサポートや経済的支援なども行います。お住まいの地域の役所や施設を利用する地域ケアと合わせて地域包括ケアと呼ぶこともあります。 精神科の包括ケアとは、例えば、自立支援医療による経済的支援、就労支援施設の利用、訪問看護やヘルパーの利用、心理カウンセリングなどを、医学的に適切な精神医療と組み合わせます。組み合わせは自由ですから、人それぞれ、自分の生活スタイルに合った包括ケアを作れます。
  • 主治医が対応してくれない時はどうしたら良い?
    残念ながら、包括ケアはまだ普及していません。精神科の包括ケアというと、退院支援だけだと誤解している人もいます。その場合は、医師以外に相談してみましょう。包括ケアは、医師だけではなく、看護師、心理士、精神保健福祉士など様々な人が関わります。こういう職種の人にも相談可能です。また、別の医師に相談しても良いですし、別の病院やクリニックで相談しても良いです。選択肢はたくさんあります。
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